帰ってきました。
今まとめ見たけど
俺の何気ないレスまで載ってるね。
職人さんも大変だし。
俺も気の抜いたレスできないから
雑談少し自重しますwwww
みんなはむしろガンガン雑談レス下さい。
それで俺はがんばれます。
では投下を始めていきます。

655 名前:以下、VIPにかわりましてパー速民がお送りします[] 投稿日:2008/06/21(土) 17:52:46.16 ID:ER/Q42Io
オカヽ(´∀` )ノエリー!!
ケーキを食べ終わった渡辺が切り出す。
「明日は早朝ロケなんで帰るね!」
そう言って渡辺が立ち上がった。
「さてさて・・・」
アリ伝説DXを大事そうに抱え
「僕も明日は、仲間との寄り合いがあるのでこれで!」
油田も立ち上がった。
玄関まで2人を見送る。
まだ19時だ。
しかし主役がいなければ、盛り上がるハズもない。
「私明日はちょっと遅いけど
まりあちゃんにプレゼント、一緒に渡しに行こうか?」
渡辺がそう言ってくれた。
「そうだね・・・。」
「僕もお供しましょう!」
油田はなぜか親指を立て「グッ!」のポーズをした。
祭りの後の静けさが少し切ない。
(正確には葬式だったが)
俺はしばらく1人でボーッとTVを観た。
「さてさて。片付けでもしますか・・・。」
俺は壁に貼られた「繋がったリング」を外す。
「せっかく作ったんだし」と言って、渡辺が付けてくれたのだが
男1人の部屋で、いつまでもこんな物をブラ下げていたら
ただのバカである。
ワンピースの入った袋を見てみる・・・。
隣に油田の靴下があった!
アイツは飲むと、どこででも靴下を脱ぐ癖があった。
つまみ上げる。
くっせぇ~~。
ワンピースに臭いが付いたらたらどうしてくれんだよっ!!
俺は油田の靴下を遠くに投げ捨てた。
テーブルを見た。
まりあの分として、切り分けられたケーキがあった。
油田から死守したチョコレートの板。
そこには「Happy Birthday まりあちゃん」の文字。
「明日じゃもう・・・。Happy Birthdayじゃないね」
俺はポツリとつぶやいた。
油田のヤローだな。
靴下を取りにきたか!?
俺は油田の靴下をつまんで玄関のドアを開けた。
一瞬目を疑った。
そこにはまりあが立っていた。
なんで??どうしてここに??
俺はまりあに気づかれないように
そっと油田の靴下を後方のリビングに投げた。
「・・・・・・・」
俺は状況が理解できないため、声が出ない。
「こんばんわ・・・。」
まりあがそう言った。
「こ・・こんばんは。あれ?まりあどうしたの??実家にいたんじゃ・・・??」
まりあは下を向きながら
「ケーキ買ってくれたんだよね?だから帰ってきちゃった。」
油田さん。あなたの黒魔術ですか?
俺たちの歌声は、本当にまりあに届いたみたいです。
「そ・・・そうか。部屋上がりなよ。ケーキ食べなよ」
俺はまりあを部屋に招き入れた。
リビングに入ると、まりあが床に転がったリングに気づく。
「これ・・・。」
そういってまりあはリングを持ち上げた。
なんだか恥ずかしくなってくる。
「こんなものまで用意してくれてたんだ・・・。」
「そ・・・そうね。油田が作ったんだ。喜ぶわけないじゃんよね?こんなの」
まりあは首を横に振って
「ううん。すごく嬉しい。」
「ケーキ食べなよ。いま飲み物取ってくるからさ」
そう言って俺はまりあを座らせた。
「ごめんね。なんか俺たちで最初に食べちゃって」
まりあは「ううん」と言って首を横に振った。
飲み物を出してあげてケーキをお皿に入れてあげる。
「いただきます」
といってまりあはケーキを食べ始めた。
「うまい?」
俺の質問に
「うん。私ね。チョコのケーキ好きなんだぁ。」
チョコレートケーキ。
油田さんナイスチョイスですよっ!
(本当は油田が食べたかっただけだと思う)
そうだよ。これだよ。これがいいんだよ。
俺は喜びに浸っていた。
誕生日に俺の部屋でケーキを食べるまりあ。
な・・なんか俺たち。
付き合っているみたいじゃね!?
俺はそっと、自分の後方にあった袋をたぐり寄せた。
わ・・・渡すぞ。
まりあが欲しがっていたワンピース。
渡辺とaquagirlで買った43,000円のワンピースを!!
「まりあ。えっとこれ。誕生日のプレゼントです」
なぜか心臓がバクバクする。
「喜んでくれるといいけどさ・・・」
そういって俺は紙袋をそっとまりあに差し出した。
驚いた表情のまりあ。
俺の顔をじっと見つめる。
∧_∧ +
(0゚・∀・) ワクワクテカテカ
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
∧_∧ +
(0゚・∀・) ワクワクテカテカ
(0゚∪ ∪ +
と__)__) +
(0゚・∀・) ワクワク
oノ∧つ⊂)
(0゚(0゚・∀・) テカテカ
∪(0゚∪ ∪
と__)__)
そう言ってまりあは紙袋を受け取った。
「中開けてみてよ。」
俺はまりあの喜ぶ顔が早く見たいんだ。
「うん」
そう言って丁寧に袋を開けたまりあ。
「aquagirlの・・・ワンピース・・・」
まりあはワンピースを見つめながら、ポツリとそう呟いた。
「うん。渡辺に聞いてさぁ。まりあがそれ欲しがっていたって」
照れ隠しでそう言ってみた。
その瞬間まりあがポロポロと涙を流し出した。
そしてワンピースをギュッと胸に抱きしめる。
「ありがとう・・・。
今までもらったお誕生日プレゼントの中で・・・。1番嬉しいです。」
俺は胸がドキドキと高鳴るのを感じていた。
おい・・・。今のまりあ可愛いよ!
いつも可愛いけど・・・。
なんかむちゃくちゃ可愛いよ!
てか、愛しいよ。やっぱまりあが好きだよ。
俺・・・。
止まらない。
もう気持ちが止まらないよ。
「まりあ・・・」
口が開いてそこから言葉が出ていた。
止まらないよ。もう・・・。
「俺はまりあが好きです。ずっと好きでした。」
言ってしまった。
とうとう言ってしまった。
俺はまりあの反応を待った。
胸の高まりは頂点に達していた。
緊張しすぎて頭がクラクラする。
しかしまりあは、俺の言葉に対して反応しない。
ワンピースを胸に抱きしめたまま泣いている。
カレーしか食ってねーじゃねーか!!!ww
ただのカレースレじゃなかったのかよ…
はやく!はやく続きを!
まりあーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!
おそらく5秒か?10秒か?
その時間がとてつもなく長い。
これは告らないほうが良かったか?
それとも聞こえていなかったのか?
はたまたタイミングを間違えたのか?
様々な思いが俺の頭の中で交錯する。
その時・・・。
「私も・・・。」
まりあがポツリとそう言った。
「私も光輝くんのことが好きでした・・・。」
はっきりとそう聞こえた。
/;;::r‐~-ミ、 | 私も光輝くんのことが好きでした・・・
4~/へi::::::;/,ヘミ7 | W E L C O M E !
'-l|<>|:::::|<フ1|i' ノ ( よ う こ そ )
l! '" |::::l、~`リ へ
/`ー、 ハー;";::i:::ヾイl! ,r'~`ヽ、 \
,.ィ" ri l i ト、 1:|`丶:;;;:イ' ill!7、 、 y; ヽ、_` ー―――――
,. -‐''" 、 くゝソノリ~i | - 、 , -‐'7ハ ヾニト- ~` ー- 、_
, ィ ´ ,ゝ、_ `r' l | 、レ // `テ三..ノく _ ` ヽ、
/ , -' ,、 `、_) l,i, i // (/ ...,,;;;;:` 、 ヽ
;' '" ノ ;;;;:::: i ! : // .....:::::;;イ、_、_\ _ _ノ
l ..,, __,ィ"-‐´ ̄`i::::: ゙゙゙= ...,,,,,. l | ,// - = ""::;; :/ ` '''' '"
ヾ :;;;,, ,i l,// ,,..," / _,,.....,_
,. -- .,_ \ :;,. ;' V ;! `; /;: ノ ,.ィ'"XXXXヽ
/XXX;iXXミ;:-,、 ヾ '" ''' /./! ヾ / ,. - '"XXXXXXXX;i!
,!XXXXi!XXXXX;`iー;,、 i 、. / ;:::゙i ;: , | ,. r'"XXXXXXi!XXXXXX:l!
|XXXXX;|XXXXX;|::::::::|`ヽ、 ,! ,': : :| ,.レ"::::|XXXXXXX|XXXXXXX;l!
!XXXXX;|XXXXX:|:::::::::i ` ;! : : i! / !:::::::::|XXXXXXX|!XXXXXXX|
XXXXXx|XXXXX;!:::::::::::! `. /:: | '" l:::::::::::|XXXXXXX|XXXXXXX |
XXXXXx!XXXXxリ:::::::::::! |:: | i:::::::::::ゞXXXXXツ1XXXXXXX|
XXXXX/ \XXソ::::::::::/ i!:: ノ i!::::::::::::ゞXX:/ lXXXXXXX|
XXXX:/ `ヾ::;;;;;:ツ ヾ;::: ; ノ ヾ:;;:::::::ゝ'" ヾXXXXX |
XXX/ `ヽ 、 _ゝく _,,. -`''" i!XXXXX:|
XXX7 `'''''''''''" `'''''''''''´ |XXXXX !
XXX| |XXXXX|
自重しろwwwwwwwwwwwwwwwwww吹いたwwwwwwwwwwwwwwwwww
帰れwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
。◆o*☆∂o。
`∧∧ /◎∂★o★◎
(゚Д゚/ ☆σoα*ρ☆
| つ′ ゚●*◇O∂★゚
☆――――σ∂*☆゚
し`J
「俺・・・俺ずっとまりあと・・・」
ヤバイ!なにをしようとしてるの?俺
気が付くとまりあを抱きしめていた。
うそっ!?俺こんなこと出来る男だったの!?
「まりあといたい。ずっと・・・一緒に。」
そう言ってまりあをギュッと強く抱きしめた。
まりあは俺の胸の中で泣き続けている。
そして一言。
「はい・・・。」
その時!!
バーーーン!とリビングのドアが開く音がした。
ビクッ!として俺とまりあがドアの方向を見る。
「どうもどうも。靴下を忘れてしま・・・・」
俺たち2人を見た油田がフリーズをしている。
だからインターホンを鳴らせと・・・。
この辺は当時の心境をなるべく細かく
思い出して文章にしようと
なかり気を使いました。
そして疲れましたww
乙カレー。
ゆっくりでいいんだよ。
最初のスレがたってから、
いまが一番おまえを憎く思ってるww
このじらっしっぷりがたまらんな
なんか随分丁寧に書こうという自分がいます。
当初の予定では
まりあと付き合うまで、こんなに長くなる予定では
無かったなぁ。
当時のことを思い出すと
やっぱ色々と出てきて
それを全て詰めん込んだらこんな長さになりました。
前に「渡辺あんま登場しねーもん」と書いたけど
思い出していけば
やっぱアイツとの思い出だけでも
相当あります。
最初は早く話進めるために
「渡辺が仲間になった」くらいで終わらすつもりだったけどww
この分じゃいつ終わることやらですww
大丈夫、だから面白いんだ
二宮の書きたい事を全部書けばいいんだよ
誰も文句は言わないし
むしろ楽しみにしてるしな
次の日、俺は油田の部屋にいた。
油田はメガネのレンズに、ハーっと息を吹きかけ
服の袖でメガネをフキフキ切り出した。
「しかし。まぁ。なんですなぁ」
俺は油田の前で正座をしていた。
「共同生活における秩序を乱しましたなぁ。二宮さんとまりあちゃんは」
え・・・。ちょっと。
俺たちは確かに仲はいいけど、各々が独立した部屋に住み
家賃も各自で払っていますが・・・。
しかし俺はその言葉を飲み込こんだ。
そして「すんませんでした・・・」と言った。
昨日・・・。
俺はとうとうまりあに告白し成功した。
まさに天にも昇る気分とはあのことだ。
俺は愛しいまりあをギュッと抱きしめ
まりあも無言でそれに応えてくれた・・・。
「幸せの絶頂」そこへ向け、俺とまりは階段を一段ずつ上り始めた。
いや。始めていた。
そこへもっての油田の登場。
ヤツは何かを嗅ぎ付けてきたのかもしれない。
俺も正座しながらみるぜ!
夜は長いぜ!
目が怖い・・・。
「あ・・・油田。靴下・・・。そこ・・・」
俺はそう言って、油田の靴下を指さした。
油田は抱き合う、俺たち2人の横を通り
お目当ての靴下を握りしめると、静かにリビングを出て行った。
「あ・・・明日。寄り合い楽しんで・・・こいよ」
俺の言葉が彼に届いたかは、定かでは無かった。
これはとても隠しきれるものでは無い。
俺は次の日、油田の部屋へ説明に訪れた。
まりあも付いて来ると言ったが、それは断った。
油田の前にカップルで登場すれば、ピザに油を注ぐようなものである。
そして今・・・。
俺は油田に説教されていた。
油田はフーっと深く息をつくと
「まぁ。良いでしょう。今回の件は僕の胸の中に収めるということで」
油田による判決が下された。
「それに僕は・・・」
なんだ?
「彩さんのほうが好みなので・・・フフフ」
・・・・・・・・・・・・・・。
( ゚д゚ )
(| y |)
ここに油ぎっとぎとのピザがある
ピザ (゚д゚ )
\/| y |)
トッピングに油を追加してみる
ピザ ( ゚д゚) 油
\/| y |\/
( ゚д゚) 油田
(\/\/
_, ._
(;゚ Д゚) 油田
(\/\/
油何様wwwwwwww
エロいきらいがありますしね。
ややもするとあの胸は少し下品ですなぁ」
テメー・・・。ぶっ飛ばされたいのかっ!!??
「そこへいくと彩さんの胸は小ぶりだが品がある」
乳しか見てねーのかよ!お前は!!
「まぁ今回は、まんまとお2人のキューピット役を演じましたが・・・」
キューピット・・・?
お前が俺に何をしてくれた?
油田はメガネを持ち上げこう言った。
「今度は僕と彩さんの、応援団長をお願いしますよ。二宮さん?」
お断りします。
俺は油田の部屋を後にし、302号の前に立った。
俺には分からなかった。
彼氏ってなにをするんだ?
どんな態度で接すればいいのだ?
いまの時間は23時30分。
彼氏はこの時間に、部屋を訪ねてもいいのだろうか?
そしてどんな態度をとれば彼氏「風」なのだろうか?
ドアを開けたまりあに対し
「おお。俺だよ。彼氏の俺だよ!」
こう言えばいいのか?自分が純朴すぎて分からない。
,ノ \
/ ,r‐へへく⌒'¬、 ヽ
{ノ へ.._、 ,,/~` 〉 }
/プ ̄`y'¨Y´ ̄ヽ―}j=く 今度は僕と彩さんの、
ノ /レ'>-〈_ュ`ー‐' リ,イ} 応援団長をお願いしますよ。二宮さん?
/ _勺 イ;;∵r;==、、∴'∵; シ
,/ └' ノ \ こ¨` ノ{ー--、___
人__/ーー 个-、__,,.. ‐'´ 〃;`-ー-ー\
. /::::::::::::|/::::::::::::、 〃::::::TG::::::::::::::ヽ
まりあたんとの最初の出会いのとこに書いてるんだぜ
小さくて少し丸い顔。大きな目。髪は黒くてショート。
身長は小柄だがトレーナーでも分かるほどの巨乳。年齢は20歳前後だと思う。
俺は少し緊張した。
俺は廊下の壁にもたれながら、夜空を見上げていた。
俺には今まで彼女がいた経験がない。
中・高とグレて最高のDQNだったが俺だが
そっちの方面はからきしだった。
もちろん女の子には興味があった。
決してウホッではない。
でも照れ屋だったのだ。
中学時代、隣町の中学生とケンカをした。
仲間と鼻血を流しながらの帰り道。
その時仲間が言った。
「俺らもそろそろ彼女が欲しいよな」
俺はクールに言った。
「バカかテメーは?男同士の方が楽しいよ。女なんてつまんねーよ」
しかし内心は
「ウァァァーーーン!彼女欲しいよぉぉぉ!!なんで鼻殴られて血ぃ出してんだぉぉぉ」
であった。
こんな俺でも高校へ行けば、バラ色の学園生活が待っている!
そう思っていた。
>「ウァァァーーーン!彼女欲しいよぉぉぉ!!なんで鼻殴られて血ぃ出してんだぉぉぉ」
これはwwwwwwwwwwww萌えたwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
この方はウホッですね
だが…とまらないんだ。wktkが。熱い想いが。
俺も止まらん....
だが、面白いときにこそ
食べなきゃな
油田になっちまうぞwwwwwwww
近寄ってくる女など皆無であった。
そんな時ある事件が起きた。
これは俺の今までの人生で、1番大きな出来事であった。
実をいうとそれも今回、話すつもりであった。
しかしこの事件を話すと、とうとう終わりが見えないので
やめる事にした。
とにかく俺の人格は、その事件を境にして180度変わった。
人の気持ちを1番に考えたいと思うようになった。
しかしその代償も大きかった。
人の気持ちを考えすぎて、自分が傷つくことも多かった。
すっかりチキンハートな俺になっていた。
髪は黒くなり、サラサラのセンター分けヘアになった。
DQNの仲間とも離れ、ひたすら勉強をした。
来る日も・・・。来る日も・・・。
そしておふくろの肩を揉んであげた。
これまでの何年も、苦労を掛けた分を・・・。
この時に俺は勉強のしすぎで、メガネを掛けるようになった。
,ノ \
/ ,r‐へへく⌒'¬、 ヽ
{ノ へ.._、 ,,/~` 〉 }
/プ ̄`y'¨Y´ ̄ヽ―}j=く 「フヒヒ・・・
ノ /レ'>-〈_ュ`ー‐' リ,イ} 語られぬ過去ですか
/ _勺 イ;;∵r;==、、∴'∵; シ スピンオフ希望!」
,/ └' ノ \ こ¨` ノ{ー--、___
人__/ーー 个-、__,,.. ‐'´ 〃;`-ー-ー\
. /::::::::::::|/::::::::::::、 〃::::::TG::::::::::::::ヽ
俺氏ななきゃ
バーローwwwwww
しかし不気味なメガネ男に、近づいてくる女はここでも皆無だった。
しかも元がDQNなのだ。
メガネの奥の潜む眼光は簡単には消えてくれない。
今はメガネをコンタクトに変え
世間の話題にも、ある程度ついていけるが
当時の俺はDQNからある日突然ガリベンになったのだ。
みんなが大事なものを養っている期間を、俺は無駄にした。
そう考えると、俺の青春時代は非常に暗かったといた。
自分の信じる、オタク道を邁進する油田は少し羨ましい。
遅い時間だし302号を訪ねるのはやめておいた。
渡辺には明日、会社で会えたらその時報告しよう。
分かる分かる
オタクファッション抜け出そうとしてミスるとか、良く菊話だ
そうなんだ
結構あるんだwwwwww
ちょwwwwwwww
イメージがこれに固定されるじゃまいかwwwwwwwwww
二宮兄貴ぃ~!
ってか。
機材を片付けている渡辺がいた。
たった今、ロケから帰ってきた様子だ。
「お疲れナベ。なんのロケだったの?」
世間話をしたあと、俺は渡辺を誘って会社近くの喫茶店へ行った。
こういうことが新人の俺でも出来るのは
この業界の特権ともいえる。
ホワイトボードに「二宮 資料探し。本屋」と書いておけばOKである。
俺は渡辺に話した。
一昨日渡辺たちが帰ったあと、まりあが家に来たこと
そしてプレゼントを渡して・・・。告白したこと。
まりあが俺の気持ちに応えてくれたこと。
それを油田に見られてしまったこと。
昨日の夜、油田に許可(なんで?)を貰ったこと。
しかし俺が応援団長に任命されたことは伏せておいた。
渡辺はニコニコとしながら俺の話を聞いてくれた。
そして一言
「良かったね。二宮くん」と言ってくれた。
まりあも俺に好意を持っていることを渡辺は知っていた。
まりあ本人から聞かされていたらしい。
渡辺はその時点で、俺とまりあが両思いであることを知っていたのだ。
しかし渡辺は俺が告白するまで、そのことは黙っていた。
きっと自分がでしゃばる問題ではないと思ったのだろう。
その中で俺をaquagirlに連れて行ったりして
筋道を立ててくれていたのだ。
渡辺は本当にいいやつなのだ。
「今度デートしなよ。今までは私や油田さんが邪魔しちゃってたしさ」
別に渡辺は邪魔をしてない。
邪魔をしたのは全て油田である。
デートか・・・。
俺は会社に戻った後も、仕事そっちのけでデートプランを考えていた。
さすがに仕事で疲れていて・・・。
リハビリのつもりで書いてみたけど
なんとか書けそうです。
これからもガンガン投下するので
明日忙しい人は本当に無理しないで寝てね。
では
乙~
おつかれさまでした!続き楽しみにしています
毎日の楽しみだ
気が向いたら人生一番の出来事ってのも聞かせてくれよ
渡辺も「遊園地とかでいいじゃん」とアドバイスをくれたのだが・・・。
少し幼稚なまりあにはそれもいいかな?と思ったが
昔「マイホームみらの」というマンガで「初デートで遊園地と映画はご法度」と
いっていたのを思い出す。
う~~~~む。
俺はこの日の帰り、まりあがバイトをしているカレー屋に行った。
この時間なら、まりあがバイトをしている可能性が高かった。
「いらっしゃいませ」と声を掛けてきたのはやっぱりまりあだった。
俺はどんな声を掛ければいいのか迷った。
「やあ!」「お疲れ!」「オッス!」等が候補に挙げられた。
しかしどれが彼氏「風」か分からず
つい「どうもどうも」と油田「風」の挨拶をしてしまった。
席に着くとまりあが注文を聞きに来てくれた。
「お疲れさま。お仕事いま終わったの?」
なぜ女の子って今まで通り、普通に話せるのだろう?
俺はついゴニョゴニョと話してしまう。
「納豆フライドチキンカレーでいいですか?」
「はい。それでいいです。400gにして下さい・・・」
「少々お待ち下さい」そう言ってニッコリ笑うと
まりあはカウンターの奥へと消えて行った。
俺は水をゴクゴクと飲みながら。
「真性の喪男だよな・・・('A`) 」
そう思っていた。
やがてまりあが、納豆フライドチキンカレーを持ってきてくれた。
「いただきます」と言ってカレーを食べようとすると
「もうすぐ上がりだから、一緒に帰ろうね♪」と声を掛けてきた。
「は・・・はい」
えーーーーーいっ!!俺はどこまで純朴なのだっ!!
自分に腹が立つ。
まりあのバイトが終わると帰り道、2人で並んで歩いた。
こんな幸せが俺に訪れるとは・・・。
まりあの話に相槌を打ちながら、2人でゆっくりと川沿いを歩く。
俺の大好きな川だ。
春には桜並木になり、いまの夏の季節には子供たちが水遊びをする。
二宮って今日は仕事は休み?
>>917
今日は昼まで寝て
それから仕事の予定だよ
この川は土手に階段が付いていて、川辺に行けるようになっている。
俺とまりあは川辺に並んで座った。
この時間は川のせせらぎだけが聞こえてくる。
まりあが俺の肩に頭をもたげてきた。
そしてそっと手を握ってくる・・・。
本当に俺たち付き合っているんだ!
この時初めてそれを実感した。
よ・・・よし。デートに誘うぞ。
デートプランは何も決まっていない。
しかしこうなれば出たとこ勝負だ!!
「ま・・・まりあ」
まりあは川の方を見ながら
「なに・・・?」と呟いく。
喉が渇く。しかし言った。
「今度・・・。デート行っとく?」
俺のバッキャロー!!
これじゃ川田さんの「キャバ行っとく?」のパクりではないか!!
「どこに行こうか・・・?」
「いや。実はまだ考えてないんだよね。まりあはどこがいい?」
まりあは「そうだなぁー」としばらく考え
「ここがいい」と言った。
「え?ここ?」
まりあはコクンと頷くと
「そう。ここ。ここにお弁当を持ってきて食べたいな。」
まりあがそう言うのであれば
「OK!分かった。んじゃ初デートはここでピクニックをしよう!」
俺とまりあの初デートは、自宅から僅か5分の川辺に決まった。
なんとなく俺とまりあらしいと思った。
そして2人で手を繋いで帰った。
お盆にのんびりした分の反動が少なからず返ってくる。
結局、まりあとの初デートが実現したのは
それから3週間後の土曜日だった。
既にカレンダーは9月に突入していた。
その日の朝、俺はまりあの部屋を訪れた。
「まだお弁当できてないんだ。少しリビングで待ってて!」
そういって俺をリビングに招き入れる。
俺はボーっとキッチンで、おにぎりを握るまりあを見ていた。
・・・・。
・・・・・・・・。
チクショーーーー!!俺の彼女可愛いーーーーーーーーーーっっ!!!!
叫んでやろうかと思った。この時は本気で。
まりあは手の平でコロコロと器用にご飯を回転させ
三角形のおにぎりを完成させていく。
俺は小学生みたいな質問をした。
「熱いよぉー。でも少しお水をつけてね。素早く握るの。そうすれば大丈夫!
あんまりお水を付けすぎると、おいしくなくなるんだぁ。」
俺はへーっと関心した。
男の一人っ子で育った俺は、まりあに色々教えてもらった。
ある時2人で歩いていると、ふと秋の香りがした。
「なんか秋の香りがするね」と言うと。
「うん。これはキンモクセイの香りだね」と教えてくれた。
その度に「女の子ってすごいなぁ」と関心したものだ。
まりあが「今から巨大おにぎりに挑戦します」と言った。
どうも俺用らしい。
まりあはご飯をペタペタと重ねソフトボール位の球体を作った。
俺そんなに食えないよ・・・。
それに具を数種類詰め込み、にぎりに入る。
さすがに三角にするのは無理な様子だ。
最後はその球体の全面に海苔を貼り付け
「完成~~~!!」と笑っていた。
とても嬉しそうだった。
俺とまりあは手を繋いで、近所の川辺に歩いて行った。
到着すると2~3人の小学生の男子が、網で川魚を追いかけていた。
和む風景である。
2人でそれをしばらく眺めていた。
まりあは近くの小さな花を摘んで、器用に指輪を作っている。
たいしたものだと思う。
俺とまりあはバスケットからおにぎりを取り出して食べた。
すごく美味しかった。
こういう場所で食べるというのもあるかもしれないが
ここは素直にまりあの腕を褒めておこう。
俺用の巨大おにぎりも完食した。
せっかくまりあが作ってくれたのだ。
残すわけにはいかない。
お弁当の後も、俺とまりあは子供たちを見ていた。
キャッキャッと騒ぎながら、網で魚を追いかけている様子は
とても楽しそうである。
まりあも「楽しそうだね」と笑顔だ。
以前、俺は油田がセミ採りに行く姿を見かけたことがある。
この時、大学生にもなってセミ採りなんてバカだと思った。
「まりあ。ちょっと待っててね。」
そういうと俺はマンションに走って行った。
301号のインターホンを連打する。
やっと油田が応答した。
「なんですかぁ。もう・・・」と言いながら寝癖だらけ
の油田が出てきた。
どうやら寝ていた様子である。
「ごめん。油田。お前ムシ網持っていたよね?悪いけど貸してくんない?」
「それならありますが・・・」
そう言って油田がムシ網を持ってきてくれた。
俺はそれを借りると、またまりあが待っている川辺に走っていった。
「お待たせ。油田に網借りてきたから、俺たちも魚を捕まえよう!」
まりあは喜んでこの提案に乗ってきた。
2人で網を川に入れて小魚を追う。
なかなか難しいではないか・・・。
ライバルの小学生もここまでは来れまい。
これが大人の力だよ。
フヒヒ・・・。サーセンねぇwwwwww
俺は夢中になっていた。
まりあはそんな俺を見ながら
草花を摘んで、今度は王冠を作っていた。
「待っててくれ!まりあ。俺は君のために、絶対小魚を捕まえてみせるからね!!」
そう心の中で誓った瞬間!
ちょっっ!!!!!!!!!!!
それは一瞬だった!!
俺は藻の付いた岩に足を滑らせた。
このままだと川に転んでいくのが分かる。
全ての景色がスローモションになった。
川辺にいるまりあの「あっ!」という表情が少し悲しい。
俺はこの後予想される、悲惨な結末を想像していた。
かなり情けなかった。
「ごめんね・・・まりあ」
俺はそう言った。
本当は君に小魚を採ってあげたかっただけなんだ・・・。
まりあは気にする様子もなく
「あはは」と笑いながら髪も拭いてくれた。
「呆れてないよね?」俺は心の中でそう聞いていた。
これが俺とまりあの初デートになった。
おやすみなさいノシ
油んち遊ぶもんは何でもあるんじゃないかwwwwしかし昔の>>1にいちいち萌えるぜwwwwww
今後も無理せず頑張ってなノシ 次回の投下待ってます!!
俺の若い頃にもこんなことがあっ…
ねーよwwwwwwww
by。26才童貞
ちょっと量ですが
仕事まで投下していきますね。
俺が平日に休みを取れた日に行った。
遊園地はガラガラだった。
それでも俺とまりあは楽しかった。
俺は不覚にもジェットコースターに酔ってしまい
トイレで吐いてしまった。
「光輝くん。大丈夫??」
そんな俺に、まりあはジュースを買って飲ませてくれた。
情けない・・・。
1回目といい2回目といい
デートでは必ずみっとも無い姿を見せてしまう俺・・・。
その日、俺たち2人が気に入ったアトラクションは
「-40℃の世界」だった。
ハッキリいって、ただひたすら
寒いだけのアトラクションである。
その中を歩くだけだ。
特に驚く演出はなにも用意されていない。

>>985
これは・・・美味そう
>>986
そうですぜww
その味噌が-40℃の世界ではカチカチに凍っていた。
なぜそこに置くものとして、味噌が選ばれたのか?
運営者側の意図は数年経った今も分からない。
2分程度歩くと外に出る。
俺とまりあは大爆笑した。
「本当に寒いだけだったな」
「うん。お味噌置いてあったね~。」
それでまた大爆笑。
結局このアトラクションには4回も入った。
俺とまりあは占いの館にも入った。
2人の相性の占ってもらった。
占い師によると、俺たちの相性は決して悪くない。
結婚するならば、早期がいいと言う。
しかし貯金はしっかりとするようにアドバイスされた。
この占い師の予言が当りか?それとも外れか?
それは意外にも早く分かるのだが・・・。
この日、俺たちは初めてキスをした。
遊園地から帰った後、場所は俺の部屋だった。
昨日は速く寝ちまって損した。。orz
おかえり>にのみやん
ただいま!
ってかノンビリしてらんない。
12時に出なきゃ。
夜またきます。
ではノシ
二宮はツボを上手く抑えてるな
これからも楽しみにしてるよ